なぜ介護職を選んだのですか?
私は祖父母の近くて育ったこともあり福祉の分野に興味を持ち、まだ介護保険制度が施行される前から福祉を学び就職しました。20代の時は、老人保健施設に就職しましたが、介護の理想と現実に悩み葛藤する日々でした。またその当時は保育園の待機児童が多く、子を園に預けることもできない中、子育てと仕事の両立でも苦しんだ記憶があります。
30代からは訪問介護、通所介護と様々な分野で介護士や相談員として従事し、沢山学ばせて頂きました。
現在は、「特別養護老人ホーム蔵波」で介護主任として働かせていただいています。
入社の時蔵波を選んだ理由は2つあり、自宅から通いやすいことと、これから伸びていく新しい設備と理念があることでした。今は、スタッフが皆温かく優しいことが何よりの魅力だと感じています。

施設で働いている人の魅力は?
昔、先輩に「介護士の人生は、どれだけ人を育てたかよ」と説いていただいた、その言葉の意味を実感しています。それほどに介護も「人」で決まり、施設も「人」で決まると言って過言ではありません。
当施設は、職員一人ひとりが魅力的な方々で。友人になって欲しいと思えるような、人間的な繋がりのところで尊敬ができるような方が、たくさんいます。
そういう素敵な人たちの中で働いていて、やはり人が一番の宝だなと実感しています。また、職場はそういった素敵な方々との出会いの場であるとも思います。そういうこの施設の魅力があるなあと。
励ましあいながら、やっていける仲間。そういう繋がりが素晴らしいなあと感じながら日々従事しています。
新人介護職員の受け入れや、育成について
当施設では、介護職経験の有無にかかわらず新規職員を迎えています。
入社後、まずは勤務初日を大切にしていて、その方が「ここなら大丈夫だ」と安心してもらえるような体制作りを心掛けています。
まったく未経験の方は、初めて食事介助やオムツ交換など、お年寄りと関わっていくので、まずは「見てもらう」ことから初めていきます。
先輩の介助する姿を見て、コニュニケーションをとりながら徐々に慣れていく…この流れを大切にしています。無理なスタートはしないようにしています。
一方で介助は身体で覚えていく部分もあるので、新人さんの慣れてきた様子をみつつ、ケアを繰り返し実践してもらいながら指導していきます。
新人教育は主に主任が対応していきますが、周りのスタッフ全員がサポートしますよ、という雰囲気と環境を整えていくことも大切です。
職員同士のコニュニケーションが一番大切で、職員みんなの温かさや、いっしょに働く楽しさを感じもらいたいです。
よく施設長から「とくに新人さんは仕事を終えて帰るときの表情を気にしてあげて欲しい」と言われるのですが、先日も新人さんが一日の仕事を終えたときに、「楽しかったです!」と安心した顔で言っていただけたんです。その笑顔をみて私も安心したし、周りのスタッフも良く見てくれているなと感じました。
他業界からの転職がしやすい環境
違う職種で働いてきた経験、子育てをしてきた経験、家族を介護した経験など、実は介護のお仕事で活かせる部分がたくさんあります。
施設には飲食や観光、宿泊業などから転職した方や、ブランクのある主婦さんの職員もいますが、ご利用者や職員間とコニュニケーション取っていく中でそういった経験を活かしているように感じます。
また教育体制の面では、毎月の座学研修を実施していたり、資格取得支援プログラムを活用して働きながら勉強している職員もいます。
最初は未経験で知識が無くても、時間をかけて専門知識や資格を身に着けていける環境となっています。
仕事始めようか悩んでいる方は、最初は施設見学で様子を見に来たり、ボランティアだけでも参加していただくとイメージが変わるかと思いますので、ぜひ一歩踏み出してほしいなと思います。

介護のお仕事のやりがいについて
私は、介護のお仕事は大変なこともありますが、その何倍もたくさん「ありがとう」が返ってくるような、あったかい仕事だと思っています。
仕事をしている中で、ご利用者から温かい言葉をかけて頂いて、涙ぐんでしまったりジーンと心が温まることもたくさんあります。私自身、何度ご利用者の方々から励ましていただいたことかわかりません。
この仕事に対するイメージは人それぞれお持ちだと思いますが、こんなに温かい仕事なんだ、ということを知って欲しいと思います。
今後の目標
皆様に支えられながら、私自身が日々勉強、日々成長で頑張ってまいります。
今年から袖ケ浦市の認定審査会の一員として、医療の専門家や福祉の専門家による認定審査にも携わらせていただいています。より広い視野もって自己研鑽につとめてまいります。皆で支え合える特別養護老人ホーム蔵波をこれからも、より発展させて行きたいと思っています。


当施設では施設内に保育園があります。お子さんのすぐ近くで働ける安心感と保育士との連携が取りやすい環境、そしてご利用者は子ども達から元気と笑顔をもらえ、子ども達の成長にとっても、お年寄りと接することは貴重な宝となります。