特別養護老人ホーム 南小町での活動の様子をお伝えします。
南小町 避難訓練
今年はコロナウイルス感染症の影響で、消防職員の立会での避難訓練はしばらく延期となり、施設の職員のみでの避難訓練となりました。
今回は二階のユニットのキッチンからの出火を想定して、初期消火、通報、全体避難の総合訓練を行いました。
ユニット職員からの出火連絡で消火器を持って初期消火に向かいます。
同時に消防署への通報を模擬で行い、館内の職員は同時にご入居者の避難誘導を進めていきます。
避難誘導中はご入居者にご協力いただき、職員同士声を掛け合い、安全かつ迅速に避難誘導を行いました。
すべて滞りなく終え、避難訓練は終了です。
続いて、緊急時の特殊浴槽の対応を実演を交えて行いました。
入浴中に停電になった場合や体調不良になった場合の特殊浴槽からの脱出法を、実際にお湯を入れた状態からスタートします。
車椅子で入るタイプの浴槽は、緊急時に使用する手動のレバーを使い一気に排水を試みます。
アッと言う間に浴槽は空になり、早急な対応をすることが出来ると確認できました。
もう一方のリフトに仰向けで横になり入るタイプの浴槽は、いかに安全に早く出すこと出来るかを職員同士で話し合いながら確認しました。
私達は避難訓練や緊急時の対応方法の学びを通じて、ご入居者が毎日を安心してお過ごし頂けるように、これからもお守りしたいと思います。